仕事は楽しいかね?
何も苦もなく仕事をしているのに「不満」は生まれてくるのはどうしてだろうか?
それは、仕事に対してというより今いる自分の立場か心理的何かに問題があるかもしれない。
この本は、自分は「仕事」に対してどのように捉えていくか考えさせられる一冊である。
試してみることに失敗はない
割と起業家の人とか、「大好きなことをしろ!」とか良く言うがこれはいいアドバイスなのに間違いない。
だが、これには問題がある。多くの人は自分がどんな仕事が「大好き」か、
どんなことをずっとしたいのかよく理解していないということ。
理想を明確化していないから、仕事に対して物足りなさや取り残された感が出てしまっている。
自分はどのようになりたいのか?自分の将来は「試す」ことに限る。
試行錯誤して手当たり次第試しあれこれやることによって自分のなりたいものになってくる。
将来はコイン投げのように表が出れば勝ちというような変えられない運命ではない、表が出れば勝ちなら投げ続けれればいい。
表が出るように投げ続けると言う「試し」が必要である。
アイデアの発案
いいアイデアが降ってこないかただ待っているだけではだめ。
そういうことをしていてはいいアイデアに巡り会えないし、素晴らしいアイデアを見逃してしまっている。
アイデアが生まれたらまず「試す」。まず考えるよりも先にとにかく始めてみる。
実際その方法が合っているかどうか確かめる方法は「やってみる」ことに限る。
アイデアの発案は色々な方法があるので、違う視点から物事を考えることが必要。
アイデアを出すというより既存のものの問題点を洗い出して改善したものが新しいアイデアとなる場合もある。
試すことを怖がる事と思わない。むしろそこに「喜び」を見つけ出す。
アイデアを沢山持ち沢山試す
明日は今日の違う自分になってること
人生に対して計画や目標を立てることを目的化しすぎてそれに依存しているとそれが弊害となって
臨機応変に対応できなくなってしまう。
学校教育は目標設定をし、それに向かって努力するようなカリキュラムだが、人生は実際そんなにうまくいくわけではない。
人生何が起こるかわからないので、計画立てすぎるのが返って良くない場合があるかも…
一連の姿勢が正しくあれば、望むものはなんでも手に入ると思っているかもしれないが望みうる最良の物は手に入れたものを好きになること。
姿勢を正してから成功するのではなくて、成功してからその過程の姿勢を見直しただす。
他人を凌ぎたいなら「人並みの人」をやめること。つまり試し続けるしかない。
試すことに失敗はないのだから。
この言葉って割と響く…
まとめ
人生は「試す」ことが重要であると気づかされる内容だった。
「試すことに失敗はない」という具体的な意味は、何かをやった結果ろくでもないと自覚した時
その時自分はもとのいた場所に戻ることはない。必ずその時なにかを学ぶから。
もし学ぶことがなかった場合、その時していた事にもっと価値をつける事を自覚する。
そういう意味で試す事に失敗はないといこと。
できることはどんどん変えていく。
自分が変わっていると自覚するくらい変化する。
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/19
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