世界一やさしい「思考法」の本
この本は、「思考法」を主題的に考えながら、物語形式で話が進まれていきます。
- 考える
- 伝える
- コミュニケーション
抽象化されたものを具体的に紐解いていって、実際に活用できる様になっています。
生活している中でも、「自分の伝えたいこと」が考えている途中で
あれこれとわかんなくなって来ることってあると思います。
そういう様な実際に身に起こりうることを
「色々な思考」を使って解決していくというように
わかりやすくまとめられています。
そもそも考えるとは?
考えている途中で頭がこんがらがってきたら、
「何を決める」かを明確にしたほうがいい。
考えている議題に対しての目的を決めるということは、
自分の主張を決めるということ
日本人の特徴として、漠然としたものの中から決めることってなかなか難しいので、
選択肢を作るところから始めると、決めやすいかもしれません。
まず、「必要ないこと、決めないことを決める」と手っ取り早いです。
頭の中で考えても整理できないので、紙に書くなり目に見える様にするとわかりやすいと思います。
分析的・直感的思考法
分析的思考
そもそも分析とは?
↓
「分ける、比べる」
分析を細分化するとこの二点に絞られる。
比べたものでその変化や差異から、意味を汲み取るのが「分析」というもの。
データを分析していくと、分析自体が目的化してしまって結論がわからなくなるので注意!
直感的思考
「直感」の能力を高めるのは、日々の積み重ねが重要。
一般的に言われる「ひらめき」というのは主に直感的思考から生まれた発想である。
直感的思考の人間は「日頃の勉強や知識の収集とは無縁の人」
という印象があるが決してそうではない。
コミュニケーション
そもそもコミュニケーションとはどういうものなのか?
「伝えること」「理解してもらう」ことは目的ではなくて手段にしか過ぎない。
目的は「意思決定」「行動」してもらうこと。
コミュニケーションは「自分が伝えたいこと」が相手に伝わり、
行動してもらってこそ初めてコミュニケーションが成り立つ。
つまり、目的を明確にするために
「何を意思決定してもらうか」「どんな行動してもらうか」を
考えながらコミュニケーションをとる必要がある。
どんな場面にいても「自分の考え」を伝えるのは重要ですね。
- 作者: 長沢朋哉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/02/20
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