ビジョンを論理的につなぐ方法とは!?
直感と論理をつなぐ思考法という本を読み簡潔にいうと
「自分のビジョンをどう具体化していくのか」ということ
自分が「こうしたい」というモヤモヤ感をまず紙に書き起こし
箇条書きのように言葉にする前にまず「絵」や「イラスト」でまとめる。
それを具体的にどのようにやっていくのかがわかりやすく書かれている一冊。
自分らしさとは?
自分モードより、他人モードが優先されてしまっている人
他人の人生や、他人のためにやっていることの延長で、人の役に立つのが嬉しいと思い続けているといつのまにか「自分らしさ」が失われる。
「人のため」と思うことは大事だと思うがそればっかりに頭が働いてしまうと、「自分のやりたいこと」が見失ってしまう。
「自分の人生」を歩んでる人は「他人の目」を気にしない。自分から見える周りの景色を見ながら自分の思考ややってる事に没頭し、ひたすら目の前を進んでる。
まず、自分がこうしたいという「ビジョン」を持つことが人生において大事なことになる。
方向性への不安感よりワクワク感
実際に自分のビジョンに対して実際足を踏み入れ辛いのは「これが役に立つかどうか」って思考が邪魔してしまう。
「役に立つかどうか」という不安感より自分のもつ欲望や、好きなこと、ワクワクすることに向き合うこと。
その先の過程の延長で個人の妄想を形にしていくにはどのようにしていけばいいのか深掘りしていく必要がある。
長期的にこの先どうなっていくのだろうっていうのは、ただ細かいロジックや分析の足し合わせによってしか生まれないためビジョン思考では直感や感性が求めれらる。
本当に価値のある物は妄想からしか生まれない
常に現実からかけ離れたことを意識的に言葉にしている人はビジョンが現実になっている。
僕たちは大人になる過程で「実現可能性の壁」を学び、発想力にあらかじめストップかけるような習慣づけられている。いわゆる「大人の判断」というやつ
本文の中の一文である。
つまり、「自分のビジョンを現実にしたければそういう判断を外さないといけない」ということ。
子供の頃、現実を考えずに発想力を働かせて遊んでいたように。
子供の頃の重要な点は二つ
- ワクワクしたり、今という時を楽しむ。
- 考えるという前にまず手を動かす。
自分のビジョンについて、まず「考える前に手を動かしてみる」
私たち人間は「思考⇨行動」の順序に囚われすぎているので、まずその順序を壊してみる。
パッと思いつきで手を動かし考えながらアイデアを形にしてみる。そのインスピレーションが重要。
そして、「あたりまえ」みたいな考えを取り外し
実現に起こらなそうな質問を自分に投げかけ、そこから妄想してみる。
まず考えを形にしてみる
最初から素晴らしいアイデアを思いつく人なんてそうそういない。なのでどんなアイデアでもいいのでまず形にしてみることが大事。
そして、日本人の特徴として「我慢する」ことを美徳とする傾向があるが、
現代において自己表現をしたいのにできないのは制約でしかないので常に常識に疑問を持つことが求められる。
そもそも、アイデアというと「新しい何か」というものを想像するが、新しい何かを作るより既存のものを新しく組み替える事もデザインになる。
「分解して再構築する」または「別と別を組み合わせる」それも新しいアイデアになりデザインになる。
まとめ
自分のビジョンを具体化したいなら、(イメージ→言語化→イメージ→言語化)を繰り返す。
相手に自分のアイデアを伝えるとき、言葉で伝えるよりもイラストで伝えた方が共感性を生み出しやすい。
ということをこの本で学んだ。
最後にAIやテクノロジーが発展していった未来で自分のビジョンを持っていなければ搾取される側になってしまう
「自分モード」のように自分の描く未来はどういうものなのか、どうしたいのかという妄想がなければ充実した人生を歩めないのではないかって感じた。
- 作者: 佐宗邦威
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