読書ブログ

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妻は他人 夫婦間のバランスとは?

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現代性にあった「結婚のあり方」、「夫婦間の距離」が

マンガとしてわかりやすくみられる一冊。

これが正しいというより、価値観の一つとしてみたほうがしっくりくると思います。

夫婦の考え方

今の夫婦では少ないかもしれないが、
(妻、女ならこうすべき)(夫、男ならこうすべき)

のような勘違いや思いこみで生み出した役割を押し付けるべきではない。

夫婦間の問題だけではないが、人間関係上でも

相手に言葉にして言わないと伝わらないことが多い

(嫌なら、嫌と言わないとわからないようなもの)

相手に伝えるという面

「嫌なものは、嫌」と話し合うことで、逆にうまく関係が保てるかもしれないということ。

言わないで溜め込むから、我慢に繋がり不満の元となっている。

お互いに気持ちよく生活するためには、報告しあうというのは重要かもしれない。

不満の伝え方

不満を持った相手に「改善させよう」というのはすごく難しい。

不満をぶつけるのではなく、「要望」と「妥協案」を出してみる。

自分の不満は個人的な不満なだけで、一般大衆に当てはまるものではない。

不満になる理由をきちんと説明できる時とできない時がある

できない時は、たとえ理由がなくても嫌なものは嫌だろうなと考えて対応してみる。

不満に対して理由が説明できないと、「要望と妥協案」を出せないので、

理由がわからない場合は、その旨を伝えてみるといい。

関係性

夫婦間に限らず、協力するとか支え合う以前の前に自分が自立しているか?

いざって時に自立していないと、助けあえない。

むやみに「手伝う?」という前にしっかり自分ができるかどうかを

見極めてから発言したほうがいいかもしれない。


考え方の工夫

夫婦との考え方というより、個人が社会で生活するための

考え方のほうがわかりやすい。

自立に関して

自立の考え方に関して自分とは違う考え方だったので、面白かった。

自立している人というのは、誰にも頼らず、誰にも関わらず生きる人ではなく、

頼るのがうまい」というイメージ

なんでも自分が自分でやらなきゃいけないという考えではなく、

様々な視野を考えて頼れることがあれば頼る。

無理して1人でやるのではなく、工夫してやることが重要。

生きる環境

自分が成功できない場合は、環境が適していない場合がある。

環境を変えることによって、自分の違う一面で能力を発揮できる時もある。

一つの環境に固執する必要はない。

今いる世界が全てだと思い込んでいる人って以外に多いかもれないですね。


妻は他人 だから夫婦は面白い

妻は他人 だから夫婦は面白い