読書ブログ

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読書から得た追体験を、ブログで話します

世界を変え、未来を創造するイーロンマスク

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映画の「アイアンマン」のモデルとなったイーロンマスク

彼が創造する未来とは何か?

人類が進歩するためにやらないといけないこととは何か?

彼が目線の先に見据えているのは、「自らのビジネスとしての成功」

なんてものではなく、

「世界の未来」であり「実現させたい理想」である

「新しい世界」「世の中の未来」を思い描き、創造しようとしている。

地球規模の大きさで考える

イーロンマスクは「人類が、将来最も影響を与える問題は何か」を考え活動している。

現時点では3つの問題を取り上げていてる

イーロンマスクは宇宙開発にとても力を入れているのは

ほとんどの人が知っていると思う。

利益よりも「世界の将来」を見据えて常識を打ち破り

独創的なアイデア行動力で世界を変えている

人類を進歩させていくにはイーロンマスクのような

「常識」や「慣習」に囚われず突き進む人が確実に必要である。


失敗する自由

新しいことしようと思ったら

  • 失敗するのが怖い
  • リスクが心配

と考えることがある。

だが、新しいことを始めるにあたって「失敗はするもの」と受け入れた方がいい。

イーロンマスクのように失敗を繰り返しながらも

平然と前を向き突き進んでいくからこそ成功に繋がると思う。

新しいことにリスクが0というものはないし、
失敗から学び次のステップアップに活かせるようにしないといけない。

J・Kローリングだってハリーポッターを出版するのに12回も断られているし

ビヨンセですら’Halo’を作るまでに何百曲と作った

偉大な成功は失敗のもとに成り立っている。


常識を疑いゼロレベルで考える

新しい世界を切り開いていくのに一番ネックになるのは

常識、慣習、偏見、先入観、既成概念」など。

イーロンマスクがやっていることは、

常識などを疑い全てを当たり前のことと考えないこと。

「なぜそれが正しいのか?」
「このやり方がベストなのか?」
「他の方法はないのか?」を

ゼロから考え直すことによって既存のルールに縛られず

新しい枠組みの中でイノベーションを起こしていける。

根本的なことに対して「なぜ?」を突き詰めていくから

本質を理解し飛躍して行動できる。


まとめ

イーロンマスクは窮地の立場に追い詰められても、パニックに陥ることなく

脳をフル回転させて冷静に判断できるところが他の人とは違うと感じた。

自分の行動を客観的に見極めて、危機的な立場で正しい判断ができれば

未来の道は開けるようになるとイーロンマスクが示してくれている。

未来はどうなっていくかはわからないが、

未来を創造する男がスケールアップしていくのは確か。

その時私たちは、何をやっているのか。

彼のように世の中のことを考え活動している人間でありたいなら、

今すぐ行動すべきなのかもしれない。


イーロン・マスク 世界をつくり変える男

イーロン・マスク 世界をつくり変える男

10年後の仕事図鑑 「自分の人生を生きるために」はどうするか?

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一度きりの人生に置いて、仕事のあり方は自分自身にとってどのような意味をなすのか

これを深く考えられる一冊である。

10年後という題名の本だが、情報やテクノロジーの変動が激しい世の中なので、

1〜2年後を目安にこの仕事図鑑を利用した方がいいかもしれないと思いました。

堀江さんと落合さんの考える将来像や仕事自体の変化を読み解いてくれているので、

それをどのように活用していくかを考えながら読んだ方がいいと感じます。

激動の時代を生きる

インターネットが成熟し、グローバルに世界と繋がった現代

今までの「普通」とされていたローモデルは意味をなさなくなってきた。

大学を卒業し仕事についてよく理解しないまま就職して日々を過ごしていく

「普通」という概念は社会環境が同調して正しいと思い込んでいるだけで、

自ら「普通」という定義を変えていかなければいけない。

つまり自分の「生き方」をデザインする時代になってきていることを意味する。

一般的な環境に身を投じるのではなく

自分で環境を作る立場に回れると時代の変化に対応していける人間になれる。


これからの未来に置いて自分の価値は何か

テクノロジーの進歩やAIの導入によって、画一化されたことをしていては

市場価値がない人間になってしまう。

「画一化されていない」ということは

他人とは違うことをやっていく」ということである。

自分しかそれをやっていないけれど、それが正しいと信じ、

競争することをやめる。

もし誰かが自分と同じようなことをしたって、気にする必要はない。

「先を越されたから」とか、「先を越されそうだ」と

考えるクセは根本から無くした方がいい。

落合さんが言っていた一言。

自分がやっていることに対して、共感してくれるフォロワーを付け

コミュニティを作っていく。

そうすれば自ずと自分の価値が上昇し「何者かの人間」になることができる。

これからの時代を生き抜いていくために「自分は何者か」ということは重要である。


ワークアズライフ

ワークライフバランス」ではなく「ワークアズライフ

「仕事」と「生活」のバランスを考え両立していくのではなく、

極端に言えば「仕事」と「生活」が一緒という考え方。

コンピューターには「これをやりたい」というものがないので
(いずれ出てくるかもしれない)

人間が「何をやるかを決める」ことの重要性を理解して、

両方で人間価値を生み出し続けるために

どうしていくかを考えなければならない。


まとめ

時代の変化が著しい中で、仕事の変化を予測立てることはとても難しい。

だが、その中で「過去を抽象化して未来を予測し今を生きていく

ことの大切さは理解した。

実際、自分にとって何が優先事項でどうしたいのか、落合さんも言っていた通り

大事なのは「価値のある仕事に就く」のではなく、
「価値ある仕事を創出する」主体性。

自分で自分の人生を考え、今すべきこと。主体的に行動するために

「何をするべきか」を考えないと変化していく人間にはなれない。



10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

「人生の勝算」から読み取れることとは?

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SHOWROOM社長の前田裕二さんが著書の本。

「前田さんの人生」と「コミニュティ」の在り方や

仮想空間SHOWROOMを作り出した前田さんの思想が伺える一冊である。

みんなサボっているから、普通のことをやるだけで勝てる

前田さん自身が成功できたのは、根本的に「普通」のことを

しっかりやっていたことが大きいと感じた。

「普通」のこととは、

「基本の基本」をやる。特別なことをやる必要はない。

ということ。

人間は「楽をしたい」動物なので、ほとんどの人は当たり前のことをやらずに

サボりがち。。。

だから、当たり前のことをやるだけで人より一歩抜けた存在になれる。

でも、、、「そんなことわかっている…」って思っている人がほとんどだと思う。

「頭の中でわかっているけど行動しない」人がほとんどなので、

そこで将来成功できるかどうかの分かれ目。


絶対に揺るがないコンパス

自分が何をしたいのかを示すコンパスがないと、

人生という荒波の中で迷ってしまう。

自分がコンパスを持っていないと、隣の芝生は青く見えてしまう。

前田さんが言っていた一言。

「自分がこうしたいという信念」がない場合で、

活動している人を見るとなんでも良く見えてしまう。

そこから、「自分は無能な人だ」と落ち込んでしまうが決してそんなことではない。

行動すれば結果が変わるので、動けばなんとかなる。

そして

自分の進む道は、現時点では少なくとも間違いないと言える、信じれる、

というところまで見極め作業を徹底すれば、モチベーションは身体から湧いてくる

ということ。

コンパスを持つか持たないかで、自分の人生はある程度変わると感じた。

自分の信念を持って自らの道を進んで行けばモチベーションが出てくる、

そしたらそれで、もたらされる結果も変わってくるということですね。


まとめ

前田さんは、努力したら報われる社会を生み出そうとしてると感じた。

だからビジネスも勉強も好き。後天的な努力次第で世界は変われるから。

生まれた家庭で不平等かもしれないが努力次第で変われると。

やり方が正しければ、いい結果が出る。

結果が出なければやり方が間違っているかもしれない。

仕事はゲームつまり方法論で済む。

泥臭い働き方をしているからこそ、地道に成功していったと思う。


前田さんの人生を追体験できるこの本は身に沁みる。


人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

「愛」を通しての人生と健康的なえろの表現。

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江國香織さんの山本周五郎賞を受賞した一冊。

この本は10本の短編の話が入っていてどれも

なんとも言えない女性が感じる愛の無常を垣間見れました。


10作品

  • 泳ぐのに、安全でも適切でもありません
  • うんとお腹すかせてきてね
  • サマーブランケット
  • りんご追分
  • うしなう
  • ジェーン
  • 動物園
  • 犬小屋
  • 十日間の死
  • 愛しいひとが、もうすぐここにやってくる

2フレーズ

この10作品の中で個人的に好きだったのは
サマーブランケット」と「動物園」。

一つとして、使われているフレーズがとても好きでした。

サマーブランケットの一部のフレーズとしては

胸のすくような厚かましさだった。

泳いだあと、彼らの頬は上気していて、
まるでセックスのあとのようにみちたりてみえる。

  • かましいと言ったらむしろ胸がいっぱいになる感じがするが

文脈的に、受け入れられる「厚かましい」という表現で

「胸がすくような」と使うのはとてもしっくりきた。

  • 「泳ぐ」と「セックス」を類似させるあたりも、面白みがあった。

二つとも「充実感」が満ち足りているというもので

この二つを結びつけるって中々考えられないものだと感じた。


泳ぐのに、安全でも適切でもありません

全体を通して、上手くいっているとは言えない男女の人間関係がどの話でも見られる。

題名である「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」とはどういうことか

ひとそれぞれ解釈してみるといいと思う。

人生は安全でも適切な生き方はないが、この本に出てくる女性たちは

」だけには無鉄砲に躊躇ないことが特徴的。

愛することと幸福は同義ではない

彼女らが体感している愛することは決して幸せというものではないし、寧ろ切なすぎる。

一時的な男女の高揚感や、男が去った後の静けさ、嫉妬や相手を思う感情の変動

愛を主軸として彼女らは自分の人生を生きている話がとても印象的。


まとめ

読んだ後は「しっとり」とくる感じが適切かわからないがそう個人的に感じた。

若干の物足りなさはあったが読んでみるといいと思います。

江國さんの本を読んだのは初めてでしたがこれをきっかけに、

他の作品も読んでみようと思う。


泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

0歳から100歳まで学び続けなくてはいけない

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人生100年時代と言われてきている現代。

情報が駆け巡り社会の変動が著しい中、どのように対応していけばいいのか。

それはやはり「学び続ける」ことだということ。

変化が激しい現代において、「教育」も変化をしていかないといけない。

「 学び」の変化

日本の教育はオールマイティの能力をもつ子供に育てることに関して、

義務教育はよくできている。

でもこれからの時代は、子供に対して柔軟性を持たせる教育の

あり方にシフトしていくために義務教育であったとしても人それぞれに

あった学び方の選択肢があるようにしないといけない。

知識を得てインプットで終わらすのではなく、

しっかりアウトプットしていくことの重要性を再確認しないと

いけないんじゃないかなって思いました。

教育側も知識を教えるためではなく、様々な課題を解決するために

「思考法」「考え方」を教えるようにしないといけない。

数学でいうと「公式」を覚えとけばいいという訳ではないということ。

なぜその「公式」ができたのか、成り立ちを考えることが重要


親が夢中になれることを伝えるのが大切

色々な学びにおいて、分野によって偏りが生まれてくるのは当たり前のこと。

実はその「偏り」があることが大切!そしてそれが大きな価値となってくる。

教育によって身についた能力は標準化されているため、

社会の中では埋もれてしまいがち。

つまり、「自分はこれがやりたい」と言って経験を積んでいくと結果が大きいし、

学んでいくモチベーションが高い。

偏りのある能力は時代とともに成果が大きくなってくるというもの。


英語の早期学習

最近目立つようになってきたのが、よく考えず「英語の早期学習」と言っていること。

英語を学ぶのは良いことだが、まずは母国語をしっかり学ぶことをしたほうがいい。

何が何でも、英語の早期教育を、と先走る前に

まずきちんとした母語が話せたり、書けるようになることが大事。

英語を学ぼうと思っている人ほど、英語を使って何をしたいのか明確ではない気がする。

大事なのは英語を使って何をするかということ、

あくまでも英語はツールにしか過ぎない。

ツールを使ってロジカルに考えること、その能力が大切。

まとめ

内容の大部分は落合さんが思うことだったり考えていることなので、

こんな考え方しているんだと深く知れるので読んでみると面白いです。

落合さんの本の中ではとてもわかりやすくまとめられている

一冊なので正直びっくりしたのが感想です。

学び続ける上で大切なのは

「自分は何を知らないか」ってのを常に理解する事です。

この一文が割と響きました。


人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

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題名見たとき、一瞬「え?」って思うと思います。

「どういうこと?」と思う人は、面白いのでぜひ本を読んでみるといいです!

これは「行動心理学」を元に人間の心理を利用しながら相手に影響を与えていくことです。

根本的には「心理学」なのでそこから「勘違いさせる力」ということを意味すると思います。

勘違いさせる力はハロー効果によるもの

そもそもハロー効果とは?

まず具体的な例として

モーターショーとかの近くに美女を置くことによってその車自体の価値を上げようとする。

美人な人の彼氏はなんかすごい人に感じる。

ある広告の宣伝でかっこいい人を起用するとその商品が良い商品だと感じる。

と、わかりやすくいうとこんな感じです。

つまり、その人や物自体にはそんなに価値はないが違う物や人の

付加価値を付け加えることによってその人や物自体の価値の印象が上がること。

これをハロー効果という。

そして、これを応用して自分の人生に取り込み「勘違いさせる力」に転換させる。


学歴によるハロー効果

学歴が高い起業家が成功を収めてるのが多いのは、無意識のうちにハロー効果が作用している。

高学歴であるが故に、そこでその人の全体的印象が高いから人からの信頼を集め資金調達が多くなり環境が整って

成果が出やすくなっている。

「自分はそんなこと気にしないよ」と言っていても無意識のうちにそう頭で判断してしまっている。

ハロー効果は意識的に働いているのではなく、脳内で無意識に働いてしまっていることを意味する。


人間の判断

ハロー効果とは別に、人間は「一貫して偏って間違った物語」に説得力と魅力を感じる。

これはどういうことかというと、

「バランスのとれた総合的な正しい判断」は、説得力がなく退屈で面白く感じないということ。

だから相手に大きな錯覚をさせたいなら「一貫して偏った物語」の方が説得力がある。

わかりやすく例えるならば

原告側と被告側と裁判官の場合、裁判官の立場になっては相手を魅了できないということ。

「一貫して偏った考え方を主張して、シンプルでわかりやすく、断言する」

本当は断言できないことも、断言することで、相手に影響を与えられる。


まとめ

「現実は実力がしっかり反映されて健全でフェアな世界ではない」ということを教えてくれる。

最後に

「実力中心」の世界観で生きる人間より、「錯覚資産・運・実力」の世界観で生きる人間の方が、圧倒的に強い。

と書いてあった。

影響を他人に与え自分の価値をあげるという面ではとても有効的だと思ったし、

心理学を元に行動できる人は何かと優位的な立場に立っていると感じます。


世界一やさしい「思考法」の本

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この本は、「思考法」を主題的に考えながら、物語形式で話が進まれていきます。

  • 考える
  • 伝える
  • コミュニケーション

抽象化されたものを具体的に紐解いていって、実際に活用できる様になっています。

生活している中でも、「自分の伝えたいこと」が考えている途中で

あれこれとわかんなくなって来ることってあると思います。

そういう様な実際に身に起こりうることを

「色々な思考」を使って解決していくというように

わかりやすくまとめられています。

そもそも考えるとは?

考えている途中で頭がこんがらがってきたら、

「何を決める」かを明確にしたほうがいい。

考えている議題に対しての目的を決めるということは、
自分の主張を決めるということ

日本人の特徴として、漠然としたものの中から決めることってなかなか難しいので、

選択肢を作るところから始めると、決めやすいかもしれません。

まず、「必要ないこと、決めないことを決める」と手っ取り早いです。

頭の中で考えても整理できないので、紙に書くなり目に見える様にするとわかりやすいと思います。


分析的・直感的思考法

分析的思考

そもそも分析とは?

分ける比べる

分析を細分化するとこの二点に絞られる。

比べたものでその変化や差異から、意味を汲み取るのが「分析」というもの。

データを分析していくと、分析自体が目的化してしまって結論がわからなくなるので注意!

直感的思考

「直感」の能力を高めるのは、日々の積み重ねが重要。

一般的に言われる「ひらめき」というのは主に直感的思考から生まれた発想である。

直感的思考の人間は「日頃の勉強や知識の収集とは無縁の人」

という印象があるが決してそうではない。


コミュニケーション

そもそもコミュニケーションとはどういうものなのか?

「伝えること」「理解してもらう」ことは目的ではなくて手段にしか過ぎない。

目的は「意思決定」「行動」してもらうこと。

コミュニケーションは「自分が伝えたいこと」が相手に伝わり、

行動してもらってこそ初めてコミュニケーションが成り立つ。

つまり、目的を明確にするために

「何を意思決定してもらうか」「どんな行動してもらうか」を

考えながらコミュニケーションをとる必要がある。

どんな場面にいても「自分の考え」を伝えるのは重要ですね。