読書ブログ

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読書から得た追体験を、ブログで話します

0歳から100歳まで学び続けなくてはいけない

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人生100年時代と言われてきている現代。

情報が駆け巡り社会の変動が著しい中、どのように対応していけばいいのか。

それはやはり「学び続ける」ことだということ。

変化が激しい現代において、「教育」も変化をしていかないといけない。

「 学び」の変化

日本の教育はオールマイティの能力をもつ子供に育てることに関して、

義務教育はよくできている。

でもこれからの時代は、子供に対して柔軟性を持たせる教育の

あり方にシフトしていくために義務教育であったとしても人それぞれに

あった学び方の選択肢があるようにしないといけない。

知識を得てインプットで終わらすのではなく、

しっかりアウトプットしていくことの重要性を再確認しないと

いけないんじゃないかなって思いました。

教育側も知識を教えるためではなく、様々な課題を解決するために

「思考法」「考え方」を教えるようにしないといけない。

数学でいうと「公式」を覚えとけばいいという訳ではないということ。

なぜその「公式」ができたのか、成り立ちを考えることが重要


親が夢中になれることを伝えるのが大切

色々な学びにおいて、分野によって偏りが生まれてくるのは当たり前のこと。

実はその「偏り」があることが大切!そしてそれが大きな価値となってくる。

教育によって身についた能力は標準化されているため、

社会の中では埋もれてしまいがち。

つまり、「自分はこれがやりたい」と言って経験を積んでいくと結果が大きいし、

学んでいくモチベーションが高い。

偏りのある能力は時代とともに成果が大きくなってくるというもの。


英語の早期学習

最近目立つようになってきたのが、よく考えず「英語の早期学習」と言っていること。

英語を学ぶのは良いことだが、まずは母国語をしっかり学ぶことをしたほうがいい。

何が何でも、英語の早期教育を、と先走る前に

まずきちんとした母語が話せたり、書けるようになることが大事。

英語を学ぼうと思っている人ほど、英語を使って何をしたいのか明確ではない気がする。

大事なのは英語を使って何をするかということ、

あくまでも英語はツールにしか過ぎない。

ツールを使ってロジカルに考えること、その能力が大切。

まとめ

内容の大部分は落合さんが思うことだったり考えていることなので、

こんな考え方しているんだと深く知れるので読んでみると面白いです。

落合さんの本の中ではとてもわかりやすくまとめられている

一冊なので正直びっくりしたのが感想です。

学び続ける上で大切なのは

「自分は何を知らないか」ってのを常に理解する事です。

この一文が割と響きました。