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星の王子さま 一番大切なものは目に見えない

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この本は聖書の次によく読まれていると言われている。

子供が読むより大人が読むべきものだと読み終わっての第一印象でした。

内容は簡単で読みやすいが、

結局読んだあとは「よくわからない」と陥ると思います。

でもそこから、人それぞれの解釈が生まれるのがこの本の特徴だと感じました。

「完璧な世界」なんてない

王子様が六つの惑星を飛び回ってそのあとに地球にきた。

一つ一つの惑星は「欲望」に自惚れ外に出ようとせず、

自分が考えていることが全てで、正解だと思い込んでしまっている。

地球に来た時その一つ一つの「欲望」の集大成だとも感じた。

もっと広い見方で世界をみて自分のいる立場を考える重要性もわかった。

でもいろんな「欲望」が存在するから、「大切なものは何か」が気づけるとも思う。


子供達が思う事

人間にとって大切なものは何かそれが抽象的書かれています。

王子様が六つの惑星であった住人たちは、子供達が大人たちをみて思っているのと

大した変わらないんじゃないかなと。。。

地球に来た時人間も価値観の狭い動物だが、

王子様自身も自分の星が全てだと思い込んでいた。

けどいろんな人と出会い、いろんな経験をする事で

大切なものが何かを改めて気づくことができたと本を読んで思いました。


一番大切なものは目にみえない

宝物や美しいと思えるものは、中身が見えなかったり本質が見えないから大切に思える。

ありふれたものの中から、それが一番大切だと気づけるのは

それに対して時間を費やし責任が生まれるのと

それを「失ったり」「寂しい」と感じるからこそ、改めて大切だと思える。


まとめ

この本を読んで「よくわかわない」と思うのは

大人になってしまっているのかなと思ったのと同時に、

子供の柔軟な発想が失われつつあることを意味するのかなと感じました。

人生で一度というより何度か読んでみるといいと思います。


星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)